バーバーショップカルテット

バーバーショップカルテット、いまではバーバーショップハーモニーともいわれ、男性四重唱だけでなく女性や複数のグループによる合唱も行われています。

音楽的には「六度や七度の非和音を多用」しているのが特徴だそうで、黒人のアフリカ音楽、ヨーロッパ移民のケルト音楽、それにジャズが混ざり合い独特のハーモニーを持つ音楽といいます。
いろいろな曲をアレンジできのも特徴で、クラシックからジャズ、ヒッポホップまでもバーバーショップハーモニーにアレンジできます。最大の特徴は「アカペラ」です。

国際的な団体があり、コンペティションが行われています。その動画をみると、黒人発祥だったものが、いまでは白人の演者ばかりです。バーバーショップカルテットが誕生した当時(19世紀後半)は、バーバーショップにふさわしいストライプ模様のジャケットを着て歌っていましたが、コンペティションを見る限り、正装にちかいファッションで、しかもヘアスタイルも刈り上げのトラディショナルなスタイルが多い。

米国の伝統音楽になったバーバーショップカルテット、米国にはいまでもバーバーショップ専属のカルテットがあって歌声を披露しているそうです。

日本では戦後、ダークダックスが結成した当初、進駐軍から習って歌っていたといいますが、本格的に日本に入ってきたのは阪神大震災後になります。国際団体の日本支部もあって、日本人グループもあります。
楽器など道具が不要で手軽な音楽ですが、四重唱を歌うにはかなりな歌唱力が必要そうです。

丘圭・著