オカッパ、御河童

オカッパといえば、ショートなボブヘアの総称といえます。漢字で表すと「御河童」です。

昭和のむかし、オカッパというと女の子の断髪ヘアでした。母親に理容店に連れられ、理容師に切ってもらったものです。専用の断髪鋏が使われていました。
江戸時代にも、このオカッパに近い髪型があります。吉原などの遊郭にあがった女の子がした禿(カムロ)髪や、尼僧がした尼削ぎという髪型です。

21世紀のオカッパは毛先を軽くしてあり、昔の断髪や禿髪、尼削とはだいぶニャンスが違います。

河童は、カワワラワともいいます。童髪は平安の昔から幼児の髪型をいいますが、幼児以外にも大人で童髪をしている人がいて、ザンギリの放髪をしていました。牛飼いなどの職業に携わっていた人たちです。

江戸時代になり、月代を剃るようになると、少年は前髪を残して頭頂部を剃り髷を結います。中剃りといいます。
こんな少年が川で泳いでいると、髷が解けてしまうこともあります。その状態は、頭のてっぺんに皿を乗せたように見え、まさに河童?

丘圭・著